ほとんどの病気は、血の巡りを良くすれば、発症を防げるし、治すこともできます。
認知症においても脳の血流を増やすことで、予防するだけではなくて、認知症の進行を食い止めることができます。
脳の血流量は、年齢とともに直線的に低下します。
女性も男性も、70歳になると、15歳のときに比べると、30%以上減少します。
*1989 Hagstadius & Risberg 調査
37,000ベクレルのラドンガスが全身をくまなくいきわたり、ホルミシス効果を堪能できます。
ラドンガスは呼吸により血液に取り込まれて体内の隅々まで運ばれ、細胞を刺激して活性化させ、ホルミシス効果をもたらします。
Stage-0 ちょっと予防をこころがける
Stage-1 時間的、経済的負担を少なくして、予防に取り組む
Stage-2 経済的負担を少なくして、予防、改善に取り組む
Stage-3 継続的な予防、改善に取り組む
世界中で認知症の人が増えてきています。自分が自分のことや家族のことを忘れていくことは、とても恐ろしいことです。国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁医師は、特別養護老人ホームにて認知症の人たちとともに過ごし、介護に関わることで、認知症老人を大きく3つタイプに分類できることが分かりました。
それは、「葛藤型」「回帰型」「遊離型」の3つであり、いずれも「老い」や「障害」を受け入れられず、老いた自分と一緒にいられないことが特徴です。
1.老いた自分を認めたくない「葛藤型」
情緒不安定で、何かをきっかけに怒りをあらわにしたり、おびえたり、暴言を吐いたりするタイプで、中には暴力をふるう人もいます。
このタイプの人は、もとは礼儀正しく真面目で、高学歴であった人、先生をしていた人、役職についていた人に多いです。
老化や障害を持ったことで、仕事をバリバリやっていた時とかけ離れてしまい、まわりの役に立っていない、なんとか自分を取り戻したいともがいている、でも現実的に老化と障害は治せないので葛藤し、怒りをあらわにしてしまいます。
2.過去に戻ってしまう「回帰型」
孫や若い介護士さんを小さかった頃の息子や娘と思いかわいがったり、仕事があるからと家を出たり、あるいは過去に住んでいた所まで歩いていこうとするなど、今を過去と思い、人生の中で最高だった頃に帰ろうと、徘徊を主な症状とするタイプです。
若い頃から働き者で人から頼りにされていた人がなりやすく、男性であれば家族を養うために働いていた頃、女性であれば育児をしていた頃に帰りたいと、今ではなく、働くことで生きがいを感じていた頃の自分に帰ろうとします。
3.自分の世界に閉じこもる「遊離型」
おとなしくニコニコとしていたり、何も話さなかったり、何もしないでじっとしていたり、まわりに興味を示さなかったり、寝てしまったりします。
昼間は静かでも、夜になると大きな声で歌ったり、独り言をブツブツ言い出したりすることもあります。
おとなしく素直で、自己主張が少なく、親や配偶者への依存が強く、従順なタイプだった人が遊離型になりやすく、現実の老化や障害をもっている自分では何もできないと、あきらめを感じ、自分とまわりとの関係を遮断し、遊離してしまっているのです。
今の自分と仲良くする生き方
3つの認知症のタイプは、いずれも老化によってもたらされる障害、例えば、物忘れがひどくなった、排泄(小便・大便)機能の低下、転んで骨折、配偶者の死、体力・筋力の衰え、足腰の痛みなど、様々な変化を悲観的に捉え、心が折れてしまっているのが特徴です。
老化は人として生きていく上で、自然な現象です。肉体的にピークな時は20代であることを思えば、30代から老化が始まっているのです。
それはある意味、人間は年を追うごとに障害がプラスされ生きていく生き物ともいえるでしょう。
30代から順に起こる老化を、あなたはどんな風に捉えているでしょうか。捉えてきたでしょうか。
体が冷える、体力が落ちる、白髪が出てくる、その度に悲観的に捉えていれば、老いれば老いるほどそれは強くなっていきます。
生きることは成長することだけでなく、老いることも重要な要素です。
元気な明るい高齢者の方たちは、老いても障害を持っても、そのことに前向きに取り組み解決しようとします。それは若い時からの特徴でもあります。
若い時から老化を自然なことと捉え、うまく付き合うということは、積極的な生き方に結びついているのです。