人生に後悔したくないから

 1. 他人がどう思うか、気にしなければよかった


他人の目は気になるもの。だが、あなたが思うほど、他人は自分の事を考えている訳ではない。もっとありのままを生きよう!



 2.  幸せをもっと噛みしめて生きるべきだった


今が幸せ!とはなかなか感じづらいもの。みな時間が経ってから気づくのかもしれない。幸せかどうかは、あなたの日々の心の持ちようにかかっている。



 3. もっと他人の為に尽くせばよかった


自分のことばかり考えていたなぁ、と他人をみて気づく事もあるだろう。誰かの為に何かをすることはあなたの人生をより意味のあるものへ変える。



 4. くよくよと悩まなければよかった


悩みがあるのは当たり前。だが、時間は戻ってくる訳ではない。誰かに相談したり、次のアクションを起こしてみて!



 5. 家族ともっと時間を過ごせばよかった


 家族にわがままを言ったり、不満を持ちながら年を重ねる人も多いだろう。だが、本当に大事な人こそ近すぎて気づかないこともある。あなたの心を許せる最大の支えこそ、家族だ。



 6. もっと人に優しい言葉をかけていればよかった


 あなたがかけられたら嬉しい言葉は、他人も同じように嬉しいと思う言葉であるはずだ。他人に強く当たってしまった事を後悔する者も多い。自分に厳しく、人に優しく。



 7. あんなに不安を抱えながら、生きるべきではなかった


つけていた昔の日記など見返したりしてみると、どうしてあの頃はあんなに不安ばかりを連ねていたのか?と思うかも。不安は抱えるものではない。次のステップへの原動力として外へ放ってしまおう!



 8. もっと時間があれば…


これはまさに、究極の後悔。なぜなら、どんな人間にも平等に時間が与えられているからだ。誰とどこで何をするか。時間の使い方はあなた次第!



 9. もっと思い切って冒険をすればよかった


何を冒険と呼ぶか。それは人に寄ってそれぞれ。だが、いつもぬるま湯につかっていてはあなたにとっての冒険にも気づく事ができない。大胆になれ!



10. 自分を大切にすればよかった


自分の心身が健康でないと、はじまらない。年をとったり病気にかかると、若いうちから自分をいたわるべきだったと思うはず。健康的な食生活や、ストレス発散、定期的な運動は今すぐスタートできることだ!



11. 他人の言う事よりも、自分の直感を信じればよかった


自分で決断することで責任感も生まれる。自分を信じて出した結果は達成感もそれだけ大きなものに。自分の心の声を常に聞く努力をしてみよう。



12. もっと旅をすればよかった


地球という美しい星に生まれてきたあなた。この世界を知りつくすのに人生はあまりに短すぎるのかもしれない。けれども、時間やお金のせいだと決めつけずに、一歩外に踏み出してみよう。あなたの運命を大きく変える出会いがあるかもしれない……!



13. あんなに働きすぎるべきではなかった


出世してお金持ちになることは、充実した人生と必ずしもイコールで結びつかない。何の為に働くか。自分に一度問うてみて!



14. もっと一秒一瞬を大事に過ごせばよかった


特に大人になって、自分の子供の成長を見るとき、いかに時間が早く過ぎるかを痛感する。一秒一瞬の価値に気づいて感謝できる人生を送りたい。



15. 子供達に好きな事をさせてやればよかった


価値観や信念の違いでぶつかりあうことだってある。だが、家族がバラバラになってしまっては意味が無い。愛、思いやり、共感はとても大切。あなたの子供を信じて。



16. 言い争いなどしなければよかった


今日目の前で話した人と、明日100%会えるという保証はどこにもない。感情だけに任せることのないコミュニケーションをとろう。



17. もっと自分の情熱に従うべきだった


安定した収入、つまらないが続けざるを得ない仕事。居心地のよい人生はなかなか捨てづらいかもしれない。だが、あなたが生まれてきた意味は、あなたらしい人生を送る事。心の情熱が燃え尽きるまで何かに没頭してみては?



18. もっと自分のために頑張ればよかった


自分自身の人生を他人のために全て犠牲にすることはない。自分の成長に終わりはない。高い壁が現れたら限界を決めずに、登ってみよう。それは全て、あなたのため。



19. もっと自分の本音を言うべきだった


黙っていて後悔した、そんな心の声が色んな人から聞こえてきそう。本音を言う事は勇気がいること。信頼のある人間関係も必要だ。すこしづつでいい、本当の自分を外に向けて発信しよう。



20. もっと目標を達成すればよかった


どんな小さなことでもいい。目標を達成しただけ、あなたの人生は豊かになる。目標が見つからなければ、目標に出会える努力をすればいい。人と会ったり本を読む。芸術に触れたり自然を感じる。全てが次につながることを信じて、何かをつかみにいこう!


 

◇今こそ、幸福な「老い」と「死」のデザイン



若さを好むのは、じつは近代工業社会に特有の現象にすぎません。


近代工業社会は「物財の供給増加こそ人間の幸せ」と考え、次々に新しい技術を導入し、規格大量生産を完成させました。そのため、経験や蓄積よりも、素早く反応できる運動神経、長時間労働に耐えられる体力、新しい技術を速やかに覚える記憶力が重視されたのです。それには若い方が都合がよかったのです。


加えて、個性のない規格品を大量に生産するため、モノに対する愛着がわかず、使い捨ての習慣が広まりました。そこでは若くない高齢者はゴミや廃品扱いされ、使い捨てにされたのです。つまり、人もモノも新しい方がよいというのが近代工業社会でした。


さらに近代工業社会で若さが好まれ、老いが嫌われたもう一つの理由は、人口増加でした。若い勤労者が数多く生まれる人口構造になっていたため、高齢者は早期に引退し、若者に職場と財産を譲るべきだと考えられていたのです。


超高齢社会では「老い」と「死」を直視して、前向きにとらえていかなければなりません。

「老い」や「死」を忌み嫌っていては、わたしたちはますます不幸になるからです。


今こそ、幸福な「老い」と「死」のデザインが求められています。



☆★いかによく活きるか、いかによく老いるか、いかによく死ぬか


たきがみ博士
たきがみ博士

  旬(ときめき)亭

  亭主 たきがみ博士