パブロ・ピカソ 「33の名言」

早熟の天才とも呼ばれた「パブロ・ピカソ」。彼が8歳のときに描いた絵のあまりの美しさに、画家であった父親が絵を描くことを辞めてしまったほどに彼の芸術は魅力的だった。

その洗練された技術と感覚は、世界中の人々の記憶に残る作品を次々と生み出し、今もなお魅了し続けている。


常に「常識」を疑いつづけ、ビジネスマンとしても天才的な才能を発揮した彼の行動や言葉を振り返ることで、「芸術」だけに留まらない普遍的な人生のヒントを探し出すことが出来るかも知れない。 



 1.私は対象を見たままにではなく、思う様に描く


 2.どんな創造も初めは破壊から始まる


 3.私は探さない、そこに見いだすのだ


 4.全ては奇跡だ


 5.人はあらゆる物や人に意味を見いだそうとする


 6.アクシデントが起きると人は、それを変えようとする

   しかし誰にも変えることはできない

   アクシデントが人の内面を明らかにするだけだ


 7.芸術とは、われわれに真理を悟らせてくれる嘘である


 8.子供は誰でも芸術家だ

   問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ


 9.大切なことは、熱狂的な状況を創り出すことだ


10.出来ると思えば出来る、出来ないと思えば出来ない

  コレはゆるぎない絶対的な法則だ


11.他の人間は、何故そうなったかを問う

  私はいつも何ができるのか、何故できないのかを問う


12.若さと年齢は無関係だ


13.画家は、労働者が働くように勉強しなければならない


14.芸術家の視覚とは、知恵と注意と誠実と意思のみだ


15.コンピューターなんて何の役にも立たない

  答えを出すことしか出来ないのだから


16.明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでも良いことだけ


17.芸術は、苦しみと悲しみから生まれる


18.私はいつも自分にできないことをする

  そうすれば、どうやれば良いのかがわかるからだ


19.ダメなアーティストは真似しようとする、偉大なアーティストは盗む


20.閃きは、自分で呼び込めるものではない

  わたしにできるのは閃きを形にすることだけだ


21.全てのものは、限られた量しかない 、とくに幸福は


22.冒険こそがワタシの存在理由だ


23.太陽を黄色い点に変える絵描きもいれば、

  黄色い点を太陽へと変える絵描きもいる


24.想像できることは、全て現実なのだ


25.明日描く絵が一番すばらしい


26.絵の玄人なんていうものは、絵描きに対してロクなアドバイスをしない


27.他人を模写するのは必要なことでもある、

  しかし、自分を模写するのは哀れなだけ


28.私の創造の源泉は、私が愛する人々だ


29.誰もが芸術を理解しようとする

  ならば、なぜ鳥の声を理解しようとしないのだろう

  自分を取り巻くすべてのものを理解しようとしないのに愛せるのはなぜだろう


30.私には、過去も未来もない、ただ今、生きるために絵を描く


31.人生で最も素晴らしい癒し、それが愛なのだ


32.ようやく子供のような絵が描けるようになった

  ここまで来るのにずいぶん時間がかかった


33.母は、私にこう言った

  あなたが軍人になれば、いずれ将軍となるでしょう

  修道士になれば、最後には法王となるでしょう

  私はその代わりに画家になり、結局ピカソとなった


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コメント: 2
  • #1

    酒井和夫 (金曜日, 27 3月 2020 06:57)

    ピカソと言えば、、、
    その出会いは20代の時、日仏会館から借りてきて小さなプロダクションの試写室で観た、アラン・レネの記録映画「ゲルニカ」です。

    以来ピカソに惹かれた自分は、
    バルセロナのピカソ美術館や当時ゲルニカを置いてあったNYの近代美術館、そしていまも時々訪れる箱根のピカソ美術館を訪ねたり、時折開かれる東京近郊でのピカソ展などで、芸術の根源というか魂に心を洗われています。

    「33の名言」も、芸術の深淵に到達した人にしか視えてこない世界観で、ハッとします。

    いま加えて言えば、、、
    私はアントニオ・ガウディにも強く惹かれて、
    スペイン各地に点在する彼の建築物を訪ね、自問自答の内なる対話を重ねた思い出が蘇ってきました。

    「33の名言」をシェアさせていただきます。

    ありがとうございました�
    そして

  • #2

    たきがみ博士 (金曜日, 27 3月 2020 11:25)

    酒井さん
    すてきなメッセージ、ありがとうございます。

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