遠回りすることが楽しくなる

 

人生の中で見つける本当の楽しさっていうのは、近道より遠回りした道端にころがっている 。

 

例えば、

旅行の想い出は、ツアーのコースの途中よりも、 自由行動で迷子になって、 

そこで、偶然見つけたお店だったり、 道を尋ねたおばあちゃんとの出会いだったりするよね 。

 

 

近道を探すより、遠回りを楽しむことに人生の醍醐味があると思う。 

 

「でもね~、やっぱり近道にこしたことないよね。 

だってわざわざ遠回りすることないもん」っていう人もいるかもしれないね。 

 

たぶん、この人は、そのやってることが好きじゃないんだろうね、 

好きじゃないから手っ取り早く近道を探そうとする。 

 

 

例えば、ゲームのおもしろさは攻略の過程だよね、 

ゲームが本当に好きな人は、いきなり攻略本を買ってくることはない。 

 

 

会話が好きな人は、「で、結論はなに?」なんて聞くことはしない、 

たわいもないことの中におもしろさがあるのを知ってるからね。 

 

 

ベストセラー本しか読まないって人は、読書の近道をしているようなもの。 

本当に本が好きな人は、ベストセラーがどうかなんてことはたいして気にしない。 

 

 

好きな人とデートしてたらやっぱり長い間一緒にいたいと思うじゃない、 

少しでも遠回りして帰りたいと思うよね。 

 

 

遠回りの人生を楽しんでるってことは、それだけ好きなことをやれてるってことだ。 

これってすごく幸せなことだよね。 

 

 

*元気になるクスリ さんから転載 

 

たきがみ博士
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  旬(ときめき)亭

  亭主 たきがみ博士