幸せは、今ここにある  

幸せを、今ここではない、

どこかに求める自分の名前を、不幸 という。 

 

幸せであれば、 

幸せを求めるという思考は生まれず、

 

ただ 一瞬一瞬を受け入れ、

悲しみと喜びの振り子を、

楽しみながら流れることが出来る。 

 

 

大切なのは、 

自分が人生で何をすべきかを探し求めることではなく、 

逆に、人生が自分に何を求めているのかに気づくこと。 

 

 

人生のささやきは、

いつも思考を越えた場所で 響いている。 

 

そのサインを見逃さないためにも、 

静寂の時間をつくることが大切なんだ。 

 

 

人の顔色ばかりうかがって、 

自分の才能を表現できずにいるとエネルギーがなくなってしまう。 

 

 

他の人には見えないものが キミには見えていて、

他の人には感じないものが キミには感じることができる。 

 

 

人と比べたり、他人になろうとすると、

君が苦しくなるのは なぜだかわかるかい。 

 

 

キミが感じているものを抑圧しているからであり、 

頭の中で 自分より 優秀な人と比べて、 

自分には価値がないと思い込んでしまうからなんだ。 

 

 

でも できる人と自分を比べて落ち込む心は、 

できない人と自分を比べて見下す心のあり方と同じこと。 

 

なぜなら 

どちらも、他の人と比べることで、

自分の価値を決めていることと変わりがないから なんだよ。 

 

自分の心の傷ついた存在に愛をそそぐには、

他人の反応の上に自分の価値をおくという考え方を逆転させなければならない。 

 

 

あの人と比べて自分の方が幸せだとかという問題じゃなくて、

自分が自分を心の底から幸せだと感じたら、もうそれで自分は幸せ(being)なんだ。 

 

 

もし キミが新しい何かを手に入れたいのなら、掴んだ手を放さなければならないし、 

必死になって他人を変えようとして、反応のなさに 落ち込む暇があるのなら、 

心を込めて、いま自分が出来ることをすればいい。 

 

 

大切なのは、【やり方】よりも、【あり方】。 

 

 

もっと人生を信頼し、人生の声に耳を傾けて、 キミの存在の全てを表現するんだ。 

 

それをそのまま カタチ にしてみる。 

 

 

それは そのまま キミへのメッセージであり、キミ以外の人へのメッセージ。 

 

 

君が受けた心の傷だって 知恵に変えることができる。 

 

 

だから 他人にいい人である前に、自分にいい人(正直)であること、

他人の期待ではなく、自分の期待にこたえて生きられる自分になる。

 

 

完璧じゃなくていい…  ただ 心を開いていくんだ。

 

そして キミの開いたハートから ただただ素直にただただ自然に、

自分を生かす行為をしていく 。

 

 

それだけで 君の過去の傷 は癒され、消え去った スペースが 

今 ここで 別の何かで満ちていく。 

 

 

「答え」はすでに 君の中にある。 

 

 

自分が 自分自身でいる時、 溢れ出るほどの “それ” が毎日を 満たしはじめ、 

自分の中の“ときめき”が人生を祝福しはじめるんだよ。

 

 

 

*幸せはいつも「今」ここにあるから転載

 

たきがみ博士
たきがみ博士

  旬(ときめき)亭

  亭主 たきがみ博士